ワールドカップ開幕まであとちょうど一ヶ月。メンバー発表まで一週間。そんな中行われた今日の試合。

　まずは対戦相手・ブルガリア。なんか主力はいないとのことだが、監督はあのストイチコフ、あなどれない…というか、まあ国全体のレベルとしてはヨーロッパの中堅どころ。決して弱くはない。しかし、ホームでW杯を備えたチームが勝たなければいけない相手。

　日本の先発はちょっとびっくり。鹿島＆浦和の選手がお休みということで、珍しい組み合わせだった。
　ただ、これが当確線上にいる選手のラストチャンスを与えるいい機会だったしれない。阿部・村井などは最後のチャンスであるだろう。

　ということだが、結果は開始直後と終了間際にやられて敗戦。集中切れてやられちゃいけないところをやられてしまう。ボース支配率、パス回し、どれをとっても日本は一歩上を行く試合展開だったのだが…
　どう考えても日本が押していた。ボールキープ率・シュート本数、明らかに上回って圧倒的だったはずだが、切ってはいけないところで集中が切れ、よもやの敗戦。
　まあプラスに考えれば、今こういう問題点が出てくれるなら出しといた方がよい。次回はやらないようにして欲しい。

　先発は3バック、いつものメンツ。最初のやられたところ以外は特にこれといってピンチもなかったし、相手はカウンターしかしかけてこなかったため、あまりよくわからなかった。ただ、押し上げて、ラインをコントロールしようという試みは再三見られた。
　守備的MF、序盤は阿部＆福西の二人＋トップ下遠藤。この3人でポジション替えながらしきりに押し上げていた。悪くはなかったと思う。特に阿部は闘志がかなり見れた。彼が一番メンバー外れる可能性高いから、きっとがんばっていたのだろう。欲を言えばFKを見たかった。
　サイドはいつもの加地と村井。加地はいつも通りだったと思う。ただし村井、怪我をしてしまった。ありえない方向に膝が曲がって、自分で×サインを出すくらいだった。
　村井は年齢的にも次は厳しい。今回に賭ける思いはかなりであっただろう。現時点で怪我の具合は分からないが、落選の立派な理由にはなってしまう…アレのバックアップとして俺の一押しだったのだが、非常に残念だ。というか、彼の悔しさは相当だろう。W杯というのはそういうものだ。
　×サインを出した時、アナウンサーは絶句した。俺も唖然とした。

　そしてFW玉田＆巻。この組み合わせなかなかよかった。玉田が献身的な動きでボールを受ける。巻はクロスボールを強引にあわせようとする強さ、そしてポストプレイ。ゴールはラッキーなのが一点あっただけだったが、二人とも決定力に欠ける部分が残念だった。ただ、二人とも前線からのプレスでしっかりボールを追ってくれるから、その辺は助かっただろう。

　後半ポジション替えてからは引いてる相手を崩すという形だったが、崩しきれなかった。小野は相変わらずの落ち着き、技術力の片鱗を見せた程度。小笠原も時間が短く、仕事はできなかった。

　でだ、日本中で話題になってるW杯の登録選手23人。
GK：○川口、楢崎
　　　△土肥
DF：○宮本、中澤、田中、加地、アレックス
　　　△坪井、駒野、茂庭
MF：○中田英、中村、中田浩、小野、小笠原、福西
　　　△遠藤、稲本、松井
FW：○久保、高原、大黒
　　　△柳沢、玉田
　というのが俺の現時点での予想。松井以外、これまで数多くの試合をこなし、連携も取れてきている。経験も積んでいる選手ばかりだ。ちなみに松井は技術的・経験に関しては全く問題ない。むしろ攻撃のアクセントとして絶対必要な選手であると思う。
　ここに載せてない選手は当確線上にいるだろう。本人たちもわかってるはず。阿部、長谷部、巻、佐藤、村井はいかに△の選手に取って代われるか、だと思う。それももうこのキリンカップしかない…だが、村井は多分もう駄目かもしれない。すごい悔しいだろう。
　
　4年に1度しかない、地球最高の大会、W杯。サッカー選手としてこの出場メンバーであるかどうかはとても大きな問題だ。

　朝、ものすごい疲れで起きる。さすがにやる気をなくした。一応筋肉痛なるものはないのだが、筋肉疲労がとにかくすごい。

　それでもなんとかジョイナス屋上のフットサルへ。やばいくらいの疲れで全く動かず。体がいうことをきいてくれなかった。
　そして雨は途中で降ってくるし。もう滑ってボロボロ。まあ大会とかじゃないし、今日のは流しでやるつもりだったから想定範囲内と言っておこう…

　午後もサッカーの予定だったが、雨のため中止。夜まで爆睡体制。そんなんで一日終わってしまった。

　ちなみに夜はついにルイ（ウェルシュコーギー♂）とのバトル。これがかなり疲れるんだ。
　久々＆雨のためとにかく真っ黒け。洗うの大変なのは覚悟してた。しかし、「これ、おかしいんじゃないの？」と思うくらいの抜け毛。俺は毛だらけ、風呂場も毛だらけ。なんだかいつになくとんでもないことになった。
　このバトルのあとは必ず腰が痛くなる。今日ももちろん痛い。フットサルより疲れるバトルなのだ。

　とまあ、こんな感じでGWは終了。おかげで連休中やりたかったことができんかった。昨年の日記を読み返したら、野球だの、子供の大会だの、結局毎日いないみたいだったな。
　今年はいまだにBBQの片付けが済んでない、ボチボチやらんとな。

　「木村カエラ　ライブツアー2006”Circle”ファイナル＠日比谷野外音楽堂」に行ってきた。

　チケットは友達が取ったのに便乗しただけ。たなぼた。

　まず、日比谷野音、すげーいいところだった。今日はたまたま天気もよかったし、やっぱり野外はいい。
　それにしても客層がよくわからん集まり方。幅広い。若い大学生くらいの人もいれば、おじちゃん・おばちゃんもいる。

　そしてカエラちゃんのライブ、今回はアルバム”Circle”の曲が中心。お客さんのノリは最初の方はイマイチ…カエラちゃんもそんなにまだ場数ふんでないからそこまで盛り上げ方も巧くない感じだったな。
　けど、中盤で”リルハリルラ”やったくらいからかな、次第に客も盛り上がってきた。もともとカエラちゃんの曲はノリやすい曲が多いから楽しかった！
　バックバンドもいつものメンツだったし、やはり巧い。おかげで俺はとにかくノリノリ。久々に現実感を忘れ、ただただ楽しませてもらった。

　ただし、カエラちゃんは明らかに緊張してた。普段毎日見てる屋根の上（sakusakuね）のリラックス感は全くなく、こちらまで緊張感が伝わってきた。
　あれ、カエラちゃんかわいい！と思わされた。ホントに実物はちっちゃくてカワイイんだこれが。

　ちなみになんと、このライブ、M-On！で後日放映があるのだとか。こりゃ絶対見なきゃな。